どこにいても、きっと、その声は聴こえる

好きな音楽、映画、表現者などについて勝手に話してます

熱く温かい氷の世界

こんにちは〜

 

この前、3月に行われた

世界フィギュアスケート選手権

世界フィギュアスケート選手権2019 | スケート∞リンク 〜フジスケ〜 フィギュアスケート・スピードスケート・ショートトラック総合サイト - フジテレビ

をTVで観て、ネイサン・チェン選手の演技に

心奪われた話を、書きましたが。

 

hesomagar1.hatenablog.com

 

この日のことを思い出すと、

多分ほかの番組を観ようとしていた気が

するのですが…

なぜ、そのチャンネルで手を止めたんだっけ、

と考えていて、そのひと月ほど前に観た、

ある番組を思い出しました。

 

これも、何となく偶然見た

アナザーストーリーズという番組です。

(すべてをくまなく見たわけでは

ないのですが)

羽生結弦さんについて、3人の方が

インタビューに答えるという構成でした。

 

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 - NHK

 

まず、元フィギュアスケーター

ディックバトンさん。

羽生さんを賞賛する一方で

「最近はどいつもこいつも、

雑巾を絞ったようなジャンプして!」(雑巾…)

というコメントが印象的でした… 

(この方は、辛口コメントで有名だそうですね。

全体的に興味深いインタビューでした^_^)

 

そして、

皇帝と呼ばれるプルシェンコさん。

(彼のパートは

全部は見られなかったのですが)

いま、プルシェンコ杯なるものを主催し、

国内の精鋭を集め、

世界一のスケーターを育成しています!

とのこと。

圧倒的な貫禄で、かっこよかったです。

 

そして、出演されたもうひとりが

ハビエル・フェルナンデスさん。

フィギュアに詳しくない私も、

笑顔の素敵なイケメンの選手の方、

(ざっくりしすぎてごめんなさい!)

と、認識していました。

同じコーチの元で指導を受け、

ライバルであると同時に親友。

羽生さんが辛い時も、

多くは語らなくても気持ちはわかった、

というような話をしていたと記憶してます。

話の内容もさることながら、

ハビエルさんの

話し方とか、言葉選びとかがとても素敵で

(日本語訳を聞いていただけですが)。

厳しい世界で戦っている

アスリートでありながら、

なんて穏やかで、柔軟性があり、

優しい表情をする方なんだろう。

来季はこの方を応援してみようかな、、と

と思った途端、

番組は意外な展開をみせました!

ハビエルさんは、平昌の表彰台に上がる前、

羽生さんに告げた、というのです。

「僕は引退する」と。

 

ええええ?!

なんということでしょう。

私が数分前に、来季は応援しようかな、

など、のほほんと思った方は、

すでに引退を表明された選手だったのです!

 

驚いてすぐにSNSなどを調べると、

たくさんのファンの方が引退を惜しんでいて、

羽生さんのファンの方たちからも、

今の羽生さんがあるのは、

ハビエルさんのおかげ、というような

感謝のコメントがたくさん。

(ハビ と親しまれていたのですね^_^)

フィギュアスケートのファンの方たちは、

温かい方が多いんだなぁ。

としみじみ感じました。

 

たまたま今回知ったのは、

この2人のエピソードでしたが、

選手の方の数だけ、

こういうライバル&親友物語が

あるのでしょうね。

 

私なんて、テレビでたまに、

しかもほぼ、日本人選手だけを見ているだけ

だったけど、

会場でたくさんの選手の演技を、

目の前で見て、応援している

フィギュアファンの皆さんには、

広く深いスケート愛があるんだなーと

しみじみ思いました♪

たとえば、

昨シーズンに出た選手の成長ぶりを

目の当たりにしたり…

自分の応援している方が見られれば、

それで良いという世界では、ないのでしょうね。

 

そしてハビエルさん、

現役選手からは引退されても、

 アイスショーなどで、活躍されているのですよね〜.

 

あの時、チャンネルを変えず、

世界選手権に手を止めたままにしたのは、

この番組を見て、

フィギュアスケートへの興味が

頭のすみに残っていたからかもしれません。

ハビエルさんや、

フィギュアスケートファンのみなさんに

感謝しないといけませんね❤️😊