極私的今年のドラマ大賞「あなたのブツが、ここに」!
こんにちは〜
今年は、そんなにたくさんのドラマは観ていないのですが(途中でやめたのもある)、
そんな中で、これは好き好き!と思ったのが、NHKのドラという枠で放送してた
「あなたのブツが、ここに」です。
ひとことで言うと、頑張るシングルマザーのお話、なのですが、さりげない日常の中に、とても刺さるシーンやセリフがあって、あそこは良かったな、と後からしみじみ思い出すシーンがいくつもあるドラマでした。
主演は、仁村紗和さん。とても自然で魅力的で、応援したくなるキャラクターでした。仁村さんは以前「青天を衝け」という大河ドラマに、渋沢栄一の愛人役で出演されていて、その時の独特の存在感に、この女優さんすてきだなーと気になっていたのです。このドラマを観ようと思ったのも、仁村さんが主演だから、という理由だったのだけど、大正解でした!日常を淡々と描き、舞台である大阪の明るさや人情に、ほっとさせられます。
丁寧に描かれた日々の暮らしの中に、様々な問題が垣間見えます。シングルマザーとしての苦労や、新型コロナウィルスに翻弄される飲食店や宅配業、親子関係の難しさ。ですが、物語の中に重さや説教的な要素はまるでない。それぞれができる力で立ち向かうという、このドラマのさりげない世界観が大好きでした。
仁村さんの娘役が、毎田暖乃さん。その前に観ていたドラマ「妻、小学生になる。」での演技が素晴らしかったので、彼女を観られるのも楽しみでした。で、仁村さんの母親役が、キムラ緑子さん!大好きな女優さんです。大阪ものといえば、もう緑子さん、鉄板ですよね。さすがの安心感、安定感でした。我が家以外で、このドラマの話をあまり聞かなかったけど、すごく良かったんですよ〜。また再放送しないかなぁ。
次に良かったのが、仲野太賀さん主演の「拾われた男」です。
俳優の松尾諭さんの自伝的エッセイを元にしたドラマ。長期間にわたるストーリーで、途中のアメリカでのエピソードは、映画を観ているようでした。太賀さん、決して大げさな演技はしないけど、観ている方はいつの間にか太賀さんワールドに引き込まれている。最終回はいつの間にか号泣していました。主人公が俳優になるまでのサクセスストーリーでもあるけど、軸にあるのは兄弟や家族のお話で、いろいろ考えさせられるホームドラマでした。
番外編で「ストレンジャーシングス」をあげておきましょうか。
今年、Netflixでシーズン4が公開されたので、シーズン1から見始めました。超常現象ものやオカルト的なドラマ、あとシリーズものもあまり見たことがなかったのですが、これはどハマりでした。もう、子どもたちが頑張る姿に元気をもらいました!キャラクター設定や独特のユーモアも最高。シリーズが進むにつれ、子どもたちも成長していくので、見守るような気持ちで観ていました。
音楽や映画やドラマ。こういう芸術に救われて今年も無事に過ごせました。
来年も、たくさん感動したいな〜