どこにいても、きっと、その声は聴こえる

好きな音楽、映画、表現者などについて勝手に話してます

#Elephant Gym最高!

こんにちは〜

たまにはほかのアーティストの話もしますか。ってことで先週、恵比寿のリキッドルームに、台湾の超実力派3ピースバンド、Eelephant Gymのライブに行きました!とてもカッコいいバンドです。

そもそも彼らを知ったのは一昨年。あるクラウドファウンディングからでした↓

readyfor.jp 

 
お世話になった日本のスタジオや、ライブハウスなどを、コロナ禍での苦境から救おうというものでした。台湾のバンドの方たちが!なんてありがたい企画なのー?と驚き、彼らの曲を聴いてみたら、とても好みだったので、またびっくりでした。
力強いボーカルや、60〜70年代のロックやソウルも大好きな私ですが、MOGWAIや、Tortoiseのような音も、いつからか大好きでして。
Elephant Gymも素晴らしいインストバンドで、技術の高さとメロディアスなサウンドがまさにツボでした!メンバーは3人。KT Chang (Ba&Vo)、Tell Chang (Gt&Piano) 、Chia-Chin Tu (Dr)。最少人数で、めちゃくちゃパワフルな世界を繰り広げています。
初めて生で観たのは今年のフジロック。良い意味で肩の力が抜けていて、シャープな音も甘いメロディーも、真夏の苗場に気持ちよく溶けていったのでした。
からの〜リキッドルームです!全員の巧さが際立つのは当然ながら、彼らにしか表せない世界が広がります。ドラムの変則リズム(超好み!)、音数多め、存在感ありありの技巧派ベース、テクニカルでありメロディアスなギター。これらの交わりがまあ、めちゃくちゃカッコよくて、カラダを動かさずにはいられない音です。海に浮かんでいるようだったり、雑踏の裏道で踊っているようだったり、太陽の下を思いきり走りたくなったり。終始不思議で心地よい世界の中に浸らせてもらいました。ギターのTellさん、ベースのKTちゃん(兄と妹!)がそれぞれピアノを弾く曲もあり、これもまた酔いしれる演奏でした。KTちゃんは途中、ベースを弾きながら客席に突入していくパワフルな演出も。近くで観られた方、羨ましいなあ。
MCはすべて日本語で、メモを見ながら、本当に心のこもった、やさしくかわいいメッセージをたくさん届けてくれました。生で観られて本当に良かった!で、こんなスゴイ才能がありながら、決してドヤ顔しないという謙虚な3人なのです笑
ドラムのTuさんがMCで「昔ここに、セロとキセルを見に来ました」と言ったので、会場から大きな歓声が上がりました。皆さんホントに日本を好きでいてくれてありがたい。KTちゃんが途中、「言い忘れましたが、今日は撮影OKです!」とのことでしたが、後ろの方で観てたし、ちびっこなので断念しました〜 Tellさんは、「#エレファントジム最高 でツイートしてください」と言うので、帰り道Twitterを見てみると、そのハッシュタグでたくさん、画像も含めて投稿されていました。同じ気持ちの方がいっぱいいたのですよね♪
さて。こういうカッコいい音、なんて表現するんだろう、と思ってたら、秀逸なプログレバンド、と評していた方がいました。なるほど、私もキングクリムゾンとかも好きだしね、と思ってたら、マスロックとかポストロックと呼ぶ方も。マスロック… 初めて知りました。大好きなTortoiseも、シカゴ音響派と(初めて知った時は、なんだ?その派てのは、と思ったが)位置付けされているようだし、音楽のジャンルは深くてよくわかりません〜 まーでも、好みのジャンルなど関係なく、きっと誰もが心地よくなれるサウンドのElephant Gym。とてもオススメです♪