どこにいても、きっと、その声は聴こえる

好きな音楽、映画、表現者などについて勝手に話してます

深い歌詞やらぶっといリズムやら:「NEED」の話

11/11に発売された

渋谷すばるさんのアルバム「NEED」。

1曲1曲の世界観が確立されていて、

そして良い意味で

初めて聴いた方にも入りやすい世界ではないかな。

歌が、詩が力強いのは言うまでもなく、

各楽器の音が、素晴らしくカッコいい!

そして、素人の私にもわかるのは、

音が非常に良い、ということです。

 

各楽器の個性や演奏の個性を出しつつ、

バランスも綿密に考えられているのですよね。

 

この前、『Sing』と『風のうた』のことを

書いたので、別の曲から… 

まず『Earth Color』は、

あなぐらTV で、デモから完成までを

見せていただいた曲。

史朗さんのカッコいいアルペジオで始まります。

ベースラインもたまらなくカッコよく、

そこに入ってくるピアノの切なさ、

情感を高めてくるドラム。

切ないメロディと

♪明日をどうやって、

て、歌詞が

♪Earthからどうやって、

とつながる。

タイトルの深さを知ることになります。

 

この曲、一度詩が出来たのに、

後日、これではダメだ、とすばるさんが

再び詩を1から作り直しまして、

ひとつの曲に込める魂の熱さを垣間見たのでした。

 

 

 

で、次の曲が『BUTT』。

これ、かなり好きだな〜

もはや、すばるさんの真骨頂という感じ?

キレキレのリズム、力強い歌詞、

そしてそれを更に盛り上げるのが

あの歌声。

メロディと歌詞が明確に伝わる歌のチカラ。

これは、なかなかできるものではない。

↑このことは何度も言っておりますが、

ホントにすごいことだと思うのです!

 

演奏がまた、踊り出したくなるほど

全部カッコいいのだが、

ピアノとブルースハープの重なり方!

これ、個人的に大好物です!

ビートやリズムへの歌詞の乗せ方が絶妙です。

 

アルバムの曲順的には少し飛びますが、

『たかぶる』。

氣志團万博や、生配信ですでに聴いていました。

ストレートなロック、

ヒロト&マーシーの魂を彷彿とさせる曲。

 すばるさんの声質にすごく合う曲調です。

と、思ってたら。

あれ、イントロはこんな感じだったんだ、と。

レゲエです。レゲエでのセッションから始まり、

 

Shihoさんのカウントとともに、

一気にパンクロックへと。

こんな展開ありー?

このバンド、ほんとに油断できません。

広さと深さにあっけに取られてるうちに、

曲がどんどん進んでいくのでした。

置いてかないで〜

 

 長くなってきたので、続きます!

 

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