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展開の妙[二歳の好きなとこ③]

こんにちは〜

 

渋谷すばるさんのソロアルバム

「二歳」の詩の魅力について、

この前私小説的、と書きましたが、

hesomagar1.hatenablog.com

 

変化球的な歌もありまして、それが

「来ないで」

です。

さわやかな恋愛ソングなのかな、

と思いながら

『もう来ないでくれないか

2度と僕の目の前に』

なんて言うので、

あら、随分シビアじゃないか、

とドキドキしていると、

 最後の最後に

それがどんな相手かわかり、

え、そういうことね?と

うふふ、となってしまう。

オチがついてるような歌なのですよね。

すばるくんらしい!

 

展開と言えば、

 

「ベルトコンベアー」

という歌は、

Aメロからの展開に、へー、こうなるんだ、

と、ちょっと驚きました。

淡々とマイナーな感じで始まり、

そのまま進んでいくのかと思えば、

サビで、明るくほがらかなポップソング

にガラリと変わります。

「ライオン」「キミ」の

ドンドン形相を変えていく

盛り上がりとは

また違う変化の仕方ですね。

 

歌詞もはじめは

世の中のこととかを

ある意味皮肉めいて語ってるのか、

思いましたが、

単純にベルトコンベアーに

乗ったものの話として

素直に聴くと、

あらゆるものたちに対する

すばるくんの優しい視点に

気づいたりして…

 

こうした意外性も楽しんだり

驚いたりしています。

 

 

shibutanisubaru.com

 

#渋谷すばる

#二歳