どこにいても、きっと、その声は聴こえる

好きな音楽、映画、表現者などについて勝手に話してます

詩とメロディーの絡みかた[二歳のすきなとこ②]

ごく当たり前のことですが、

歌 というのは

詩とメロディーで、できていますよね。

 

渋谷すばるさんの「二歳」を聴いて、

歌というものが成り立つには

実は、ある意味いろんな奇跡が

重なることなんだなー

と、今さら気づいたりしています。

 

すばるさんの言葉がメロディーに乗り、

重なり絡み、

ストレートに伝わってくる。

それは、

言葉とメロディーが上手に合わさっているからで、

クリアに伝わってくるのは、

歌声の力のせいでもある。

歌声の力…

専門的なことはわからないけど、

のびやハリのある声質によるもの

だけじゃなく、

精一杯、力の限り歌い、

歌にハンパない魂がこもってる

ことによるものかな?

 

歌、というものは

子どもの頃から親しんできたけど、

言葉とメロディーを

まっすぐ届けることは、

実は

簡単なことではないんだな。

と、ここ1週間くらいで

気づいた次第です…

 

すばるさんの歌、

歌詞とメロディーが歌声となって

こちらに向かってくる力が

想像以上に強い。

 

 例えば、

『歌を歌わせて頂けませんか』

という祈りにも似た願いが、

まっすぐに強く矢のように

こちらに飛んでくる

「ぼくのうた」は、その最たるもの。

 

「アナグラ生活」では、

『アナログとデジタルの

谷間で煙が出るまでこすられたい』

て歌詞に、最初なにそれ?面白い!

とその独特な世界に驚きました。

でと、その言葉の生き生きした楽しさは

ちゃんと沁みてくるという…

 

「トラブルトラベラ」では

♪トラブラーだからトラベラー

というフレーズ、

聴いて3回目くらいに

もう口ずさんでいた浸透力もすごいし、

「TRAINとRAIN」

時にシビアな状況を

明るい曲調、ほのぼのした世界観で

ラストの希望につなげていきます。

ほがらかに歌い上げるけど、

淡々と語られる物語とラストの強さに

聴いてて毎回元気になります。

 

そして『爆音』。

この曲では

ある種典型的なコードが、

展開していることは、しろーとの私にも

なんとなくわかる。

ヒロト&マーシーへの愛も

同じファンとして、

すごく感じるリズムの歌。

で、ココロにがつん、というか

こつんこつん、と、来るものがある。

同じコードをギターで弾きながら、

なんとなく言葉をつなげていったら、

それなりの曲ができるのかもしれないが、

こちらにこつん、と響く歌が

必ずしもできるわけじゃないだろう。

元気でアップテンポなのに

サビのメロディに、

少し涙がにじんでしまうのも、不思議です。

 

ひゃー、 話し出すと止まりませんが、

このアルバムを世に出してくださった

すべての方への感謝の気持ちも

止まりません!

 

とりとめのない無責任な感想を、

最後まで読んでくださり

ありがとうございました🎵

 

 

shibutanisubaru.com

 

 

m.youtube.com