どこにいても、きっと、その声は聴こえる

好きな音楽、映画、表現者などについて勝手に話してます

赤犬さん

 こんにちはー

 

満を持して、

赤犬さんのことを書きます〜😊

って別に、

もったいぶったわけじゃないのですが、

下書きしかけてたのは11月だったという…

 

味園ユニバース」のDVD特典で

舞台挨拶の映像を見たのですが、

山下敦弘監督が

「キャスティングしたところで

監督の仕事は8割果たしたと思っている」

というようなことを

おっしゃってました。

確かに、

山下監督のほかの作品みても、

キャスティングが面白い、というか。

組み合わせとかも絶妙ですよね。

 

味園ユニバース」での

すばるさんと赤犬をコラボさせる、

っていうのは、おそらく

山下監督にしか思いつかなかったでしょうね。

 

赤犬さんの名前は、

昔、熊切和嘉監督の作品で初めて見かけて、

 その時は、字面から

70年代とかに

アンダーグラウンドな小劇団で

音楽を担当していたおじさまたちなのか、

と、勝手に思ってました。

 

味園ユニバースを観て、

意外と若くて?、で、とにかく

楽しい方たちのバンドなんだな、と

気づきました!

昭和歌謡的な楽曲は、

15年ほど前かな、流行りましたよね。

赤犬さんたちは

かなり前から、あの

オリジナリティあふれるサウンド

続けていたのですね。

 

舞台挨拶で、すばるさんが

「14人もいて、全員がボケる。

まともな人がいない」と、赤犬さんの

楽しさを語ってましたが、

ほんわかしたノリ、

全員がボケられる、という雰囲気が

息のあった演奏につながってるのかも!

 

あの中に、

すばるさんを投入しようと思った

監督もすごいし、

すんなり溶け込んで歌いこなした

すばるさんもさすがだなー。

やはり、

いろんな歌い方ができる柔軟性を持ち。

歌、というものへの情熱がハンパない

すばるさんだからこそなんだろうな、

と実感。そして、

結束の固い家族のようなバンドの中に

すばるさんをすんなり受け入れた

赤犬さん、メンバーの皆さんの

包容力の大きさ。

長年活動してるバンドだから、

ですかね。

根底にある、関西ノリも

大きなポイントなのかもしれないですね。

 

観てない方には、

ぜひ「味園ユニバース

観てほしいな〜

ほんわかした温かい作品ながら、

日常の中の孤独感や、

音楽や歌がつくる誰かとのつながりとか、

いろんな要素がぎゅっと詰まっていて。

 

誰かが、山下監督のことを

日本の、アキ・カウリスマキ監督

と書いていて、

カウリスマキ監督の大ファンでもある私は

うーん、そうかな?と正直思いましたが、

身近な、一見些細な出来事(でも誰かにとっては、

大きな一歩だったりすること)を

丁寧に描く世界観は

確かに似てるのかも、と納得しました。

 

↓ もうすぐ、どこかの映画館で観られるかも〜?

www.dreampass.jp

 

 昨年夏に、味園ユニバースに行ったら、

まだポスターが貼ってありました😊 ↓

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#渋谷すばる

 #赤犬